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ニューヨークで英会話を学ぶのは大変?つまずきやすいポイントと対策

ニューヨークは世界中から人が集まる国際都市で、英会話を学ぶには最高の環境です。


でも、その一方で、日本人が英語を勉強するうえで戸惑うこともたくさんあります。


今回は、ニューヨークで英会話を学ぶときに直面しやすい課題と、それを乗り越える方法についてお話しします。



英語のアクセントとスピードに慣れるのが大変


ニューヨークでは、アメリカ英語だけでなく、世界中の人が話すさまざまなアクセントの英語を耳にします。


インド系、フランス系、中国系、スペイン系など、多様な話し方に慣れるのは簡単ではありません。


さらに、ニューヨーカーは話すスピードが速く、スラングや略語もよく使います。


特に、カフェや地下鉄などの騒がしい場所では、聞き取るのが一層難しくなります。


対策:


  • ポッドキャストや映画、ニュースを聞いて、速い英語や異なるアクセントに慣れる

  • 地元のイベントやミートアップに参加して、実際の英語に触れる

  • ネイティブの人と積極的に会話する機会を増やす


英語を話す機会がなかなか見つからない


ニューヨークには日本人コミュニティがあり、気づけば日本語ばかり話してしまうことも。


せっかく英語を学びに来たのに、英語を話す機会が少なくなるのはもったいないですよね。


対策:


  • ルームシェアをするときは、英語を話す人が多い環境を選ぶ

  • 言語交換パートナーを探して、お互いの言語を教え合う

  • 英語を使うミートアップやイベントに参加する


スラングやイディオムが分かりにくい


ニューヨークでは、教科書には載っていないスラングやイディオムが日常的に使われます。


例えば、


  • "I’m down"(賛成)

  • "It’s on me"(おごるよ)

  • "Let’s hang out"(遊ぼう)


こうした表現を知らないと、会話についていけないことも。


対策:


  • スラングやイディオムを学べるアプリや本を活用する

  • ネイティブの友達に分からない表現を聞いてみる

  • 実際の会話で積極的に使って覚える



文化の違いによるコミュニケーションの壁


英語が話せるようになっても、文化の違いによってコミュニケーションが難しく感じることがあります。


例えば、


  • 日本では曖昧な表現が好まれるけど、アメリカでははっきり意見を伝えるのが大事

  • 雑談(Small talk)に慣れていないと、会話が続かない

  • ジェスチャーや表情の使い方が日本とは違う


対策:


  • 異文化を学べる本やオンラインコースを活用する

  • ネイティブと交流し、話し方や振る舞いを観察する

  • 自信を持って意見を伝える練習をする


生活環境に慣れるのが大変


ニューヨークでの生活自体が、英語学習のストレスを増やすこともあります。


例えば、


  • 物価が高く、家賃や生活費のやりくりが大変

  • 地下鉄のアナウンスが速くて聞き取れない

  • さまざまな文化背景を持つ人との人間関係に戸惑う


対策:


  • 予算管理をしっかりして、無理のない生活をする

  • 地下鉄やバスの利用方法を学び、移動に慣れる

  • さまざまなコミュニティに参加して異文化に触れる


まとめ


ニューヨークで英会話を勉強すると、いろいろな壁にぶつかることがあります。


でも、アクセントやスピードへの対応、英語を話す機会の確保、スラングの理解、文化の違いへの適応など、一つひとつ対策をとることで克服できます。


大事なのは、間違いを恐れずにどんどん英語を使うこと。


ニューヨークという多様な環境を活かしながら、楽しみながら英会話を上達させましょう!




記事作成者 (Manami Palmini



講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い



 
 
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